佐倉自然栽培農学校(畑の学校)について

佐倉自然栽培農学校の畑

 メイン講師 関野幸生

— 埼玉県富士見市に昭和46年農家の長男として生まれ、高校を卒業後普通に就職し、いくつかの職歴を経て30歳を前に家業の農家を継ぐ。農家として23年目、無農薬無肥料の自然栽培農家としては22年のキャリアーを持つ(2025年時点)。 

種は自家採取に徹底的にこだわり、多品種の野菜の伝統的な固定種、在来種の種を毎年採取し、強い種を繋ぐ農業を志している。 
また、土にも徹底的にこだわり、常に無農薬無肥料で自然界の微生物に委ねた土づくりを行なっている。 
また、一般的にはタブーとされる連作にも敢えて、毎年チャレンジして、その環境下で生き残った強い株からの種の採取と、その連作に耐えた土を大切にする農業を継続し、そこから多くのことを学び続けている。 

また執筆活動も積極的で、野菜関係の雑誌の連載ものや、自然栽培に関する書籍を多数執筆している。 

 
無肥料自然栽培普及団体nico会長 
2014年より農業生産法人誠農社で農業指導 
2016年より二年間の座学を経てNPO法人PARCで農業指導 
2026年より佐倉自然栽培農学校にて農業指導 
【著書】『固定種野菜の種と育て方』(創森社)/『とっておきの野菜づくり』(成美堂出版)等 

 サブ講師 吉村直樹

— 大阪府吹田市に昭和43年サラリーマンの長男として生まれ、大学卒業後大手銀行へ就職、911のワールドトレードセンターを経験、311の大規模銀行システム障害時の障害対策本部の運営を経験、帰宅時に雷に打たれる等、数奇な人生を数多く経験し、50歳を機に27年働いた銀行を退職して農業の道へと進む。農業の世界は6年目。その間、慣行農業、有機農業、循環型農業、自然栽培といった農業形態で働き、自らも農家となり実践。 

さまざまな農業現場で働いた経験から、日本の農業を多角的視点で理解している。また、銀行時代に培った、IT、経営、経理、営業等の知識を活かして、半農半Xの生き方も確立している。
これからの日本の農業を見つめ、自然栽培の普及、耕作放棄地の再生、動物や植物との宇宙ヒーリングによる共生社会の確立、宇宙の叡智を活用した農業、無農薬無化学肥料の野菜で作った加工食品の販売スキーム構築等に取り組み、そこから日々多くのことを学び続けている。 

 
2022年より佐倉自然栽培貸農園を経営
2023年より佐倉自然栽培農学校(畑の学校)を経営 
2024年「日本農業新聞」に掲載
2024年 NHK雑誌「やさいの時間」に掲載
2024年より千葉県生涯大学校の非常勤講師(有機・循環型農業担当)
2025年より芝山自然栽培農学校(田んぼの学校)を経営
 

佐倉自然栽培農学校(畑の学校)の概要

【2026年度の概要】

1.スケジュール

・2026年3月から毎月原則第2日曜日に開催。年度で計9回を予定(8月は休講)
(2026年 ①3月8日、②4月12日、③5月10日、④6月14日、⑤7月12日、⑥9月13日、⑦10月11日、⑧11月8日、⑨12月13日)

2.講義内容

・農業経験のない方が、自然栽培で多品目の野菜が作れるようになることを目指す学校です。
・授業は自然栽培に関する内容で、座学(約2時間)+畑での実践(約2時間)
※座学は初めのうちは公民館で開催します。中盤〜後半より畑実習の割合が多くなります。雨の日は、終日公民館での座学となります。
・畑の実践では、固定種・在来種での野菜育成、畝立て、苗づくり、土づくり、苗移植、播種、水やり、草取り、見守りケア、収穫、種取り、竹での各種農業資材づくり等。
・講義内では、種のこと、連作障害のこと、土壌のこと、大切な幼苗期のこと、夏場の日陰の作り方、乾燥させない方法、コンパニオンプランツ、農業の未来、自然栽培、循環型農業のあり方、といった様々な話題を盛り込んでいきます。

3.タイムスケジュール

・午前10時10分~午前12時頃:座学(場所:千葉県佐倉市弥富公民館)
・午後12時頃〜13時頃:お昼休憩(公民館、もしくは、畑の木陰)
・午後13時頃~午後15時頃:佐倉自然栽培農学校の畑にて実践
・畑の場所:千葉県佐倉市坂戸(詳細は「アクセス」に記載))
 ※中盤〜後半は、終日畑実習となることもあります。

4.講師

・メイン講師:関野幸生(無肥料自然栽培普及団体nico会長)
・サブ講師:吉村直樹(佐倉/芝山自然栽培農学校 校長)

5.補講と畑管理について

・月一回程度、土曜日(天候等により変更)に、受講生&サブ講師&アシスタントスタッフにて講義の補講および畑管理を行います。
・次回の本講習日まで収穫が待てない野菜は、補講日に収穫して当日参加者にてシェアします。
・雨天だったり、本講習日で、その月の予定作業がほぼ完了してしまった時等は、その月の補講はスキップとなる時もあります。

6.受講料金
・大人:42,000円/年間
・同伴の中学生以下:無料
・同伴の高校生:1,500円/回(当日払い可能)
・毎回の定員:50名程度

7.対象者

・家庭菜園や農業が未経験の方や初心者の方
・無農薬で野菜が作れるようになりたい!と思っている方
・種の自家採取を学びたい方
にお勧めです!

8.持ち物

・お弁当、飲み物
・汚れてもいい靴、汚れてもいい服、カッパ、菜園用手袋、鎌等
 (鍬、剣先スコップ、三角ホー、レイキ等、大き目の農具はあります)

9.お手洗いについて
・畑内にはトイレはありません。(弥富公民館は綺麗なトイレがあります)
・水洗トイレは、畑から歩いて約2分のところに川村美術館のトイレ(営業時間のみ利用可能)があります。ただし長靴等で泥のついた靴でのトイレ使用はできません、泥のついていない靴に履き替えた上でご利用ください。
(2025年3月以降、川村美術館のトイレが使用できるかは未定です)
・車で3分のところにコンビニ(ローソン)があります。
・お隣の畑にある縄文式トイレが利用できます。ただしこのトイレは、自然循環型トイレである為、ティッシュべーバーの使用は厳禁です。自然の葉っぱを利用し、使用後にもみ殻を投入する方法になります。

10.畑での駐車スペースについて
畑には15台程度の駐車スペースがございます。

11.畑および弥富公民館へのアクセスについて
・JR物井駅から、市営のコミュニティバスが出ています。畑には、西福寺のバス停で降り、徒歩5分くらいです。弥富公民館は、バス停直結です。

<佐倉市のコミュニティバスの時刻表(南部地域ルート)>

12.その他

・電車&バスをご利用の方は、必ず替えの靴をお持ちください。・
泥のついた靴ではバスに乗車できませんので、ご注意ください。

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